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2009年2月

2009年2月23日 (月)

鬱の時代を生きる

というタイトルの五木寛之さんの講演がありました。鬱の意味には①草木が勢いよく茂るさま、鬱蒼たる、とか鬱勃(ウツボツ)たる、などに使われる意味、そして②茂りすぎて篭る、鬱々とする、という二つの意味があるとのこと。知らなかった!なので、鬱になる人は本来生きるエネルギーの強い人である。こんな世の中で精神が全く病まず元気モリモリ!みたいな人こそ病んでいる。との話。病むのは正しい人間のはたらき。成る程~。100年に一度の不況っていうけれど、今は鬱の時代への大転換で、それはルネサンス以降500年に一度の変換期だとか。わお。戦後50年間の躁の時代を経て、これからの欝の時代50年のキーワードは、宗教、ドフトエフスキー、蟹工船の三つなんですって。もろもろうろ覚えで間違ってたらすみません。いろいろ勉強したくなりました。「口笛を吹きながら夜を行け。」byコリン・ウィルソン、ですって。文豪に向かって言うのも、なんか、アレですけど、とっても素敵なおじさまでした。

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2009年2月19日 (木)

パイパー

野田地図。シアターコクーン。今時の人、宮沢りえちゃんと松たか子のお芝居です。生・妊婦りえ、に終始どきどき、というかハラハラでした。あんなに動いて大丈夫なのかなー、そんなに頑張らなくてイイヨーと、客席の誰もが思ったことでしょう。野田地図、宮沢りえのお芝居は「ロープ」に続いて二度目でした。そのときナ、難解!そしてりえちゃんスゴイ!って思ったけど、今回は比較的わかりやすいメッセージでその脚本の素晴らしさ、そして松たか子のスゴさに大変感銘を受けたお芝居でした。帰りに連れと、「芝居の醍醐味って、あの場面(役)転換だよね。」って話して盛り上がりました。他にも芝居ならではの魅力はいっぱいあるのだと思うけど、あの滑らかな、ときに強引だけど印象的な場面転換、そしてそれを含めての舞台美術演出は、本当にお芝居でしかないワッとする瞬間です。大倉孝二、橋爪功、そして松たか子、そして野田秀樹。また是非お芝居で観てみたい才能に出会った夜でした。そのあと食べた生魚も美味でした。人肉も一緒かもね。★★★★

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2009年2月17日 (火)

私家版・ユダヤ文化論(読み途中)

朝テレビをつけたら村上春樹がしゃべって、いて、エルサレム賞を受賞していた。昨日寝る前に内田樹センセイの「私家版・ユダヤ文化論」をよんでユダヤ人について考えていたので、繋がってる!って思った(強引か)。壁と卵の話。すごい人であるなあ。そして賞をあげるイスラエルもやっぱり知的な国なんだと思う。ノーベル賞楽しみです。日本人も、いきかた次第だな。

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マンマ・ミーア!

観なかったことにしたい一本。歳を取るのって、キビシイ・・。私は、テンションがただ高いのは、本当に苦手ということが判った。暗くて、ひねくれもの、なんでしょうね。。ダンシング・クイーンはそれでも曲でしたが、いい曲だけにあんな格好のぱんぱんなオバサンに踊られると、いっそう物悲しくなりました。☆

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2009年2月14日 (土)

女は女である、5時から7時までのクレオ、はなればなれに

アンナ・カリーナカワユス!タブつきめの赤いカーディガンに、膝丈スカート、同じく赤のタイツ。に、赤いカサ。膝丈プリーツスカートにフラットシューズ。ギンガムチェックのエプロン。ぶっといアイライン。ふんわりフォルムのベージュのステンカラーコート。スタンドカラーのクリームの半袖パジャマに、白いリボンのネグリジェ。ああ、もうきりがないです。そうそう、忘れてたおしゃれ番長は、アンナです!前(10年くらい前?)にも同じ思いをして、ポスターだかポスタカードだか買ってもってた気がする。どこにいってしまったのだろう。売ってなかったので変わりに(?)「シェルブールの雨傘」のドヌーブで我慢する。玄関にでも貼ろうっと。「おしゃれ心」は壁に貼ってちゃんとリマインドしないと、意外とすぐ忘れてしまうものなのです。布団の両端を両手で持ってえいって仕上げるベッドメイキング、ベッドに入ったあと、フロアスタンドを持って本棚に移動して本のタイトルでの喧嘩。ああ、なんてキュートなのですかね~。以上、「女は女である」の話。「5時から7時までのクレオ」は、10年くらい前に観たときも、オールナイトの2本目で、やっぱり寝た気がする。そして今回も、寝ました。前半三分の一くらいのみ。FINの盛り上がりの音楽で目が覚めた。でもいいの。そしてお目当ての「はなればなれに」。友人のパリのお土産でこの映画の本をもらって、観てもないのにずっとインテリアにしていいます。全体に「若さ」について考えた映画。アンナの最初の髪型がヘンで気になってしょうがなかったけど、髪を下ろすと、最高にすてき。やっぱり女は長い髪ですかね。そして、スカート。何年ぶりかの、シネセゾン渋谷のオールナイトでした。満足。朝の渋谷駅も何年振りでしょう。もう全体に「若さ」について考えた真夜中の6時間なのでした。そして、満足。★★★★、★、★★★

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おいしい殺し方

ケラリーノ・サンドロビッチ。奥菜恵っていいコメディエンヌなんだなー。犬山イヌコ、池谷のぶえ(どちらも今回思わず調べてしまった!)たちに引けを取ってなかったうまさ。そしてケラリーノ氏の、ぎりぎりな笑いはやはり好みです。きわきわなんだけど、心地よい。今回のB級具合も嫌いじゃないです。そのあと録画の「オーラの泉」を見てみたら、奥菜恵が出てて、またしてもシンクロ!江原様にも、あなたスピリチュアルごっこやめてちゃんと女優になりなさい、と怒られてた。やっぱりね。ケラ氏の映画の新作「罪とか罰とか」にも出てるらしいので楽しみ。おっ、やっぱりドフトエフスキーか。ハムレットもそうだけど、去年の「イントゥ・ザ・ワイルド」以降、やっぱ古典なのかしら、な気分です。って記号としての古典って範囲ですが。★★★★

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2009年2月11日 (水)

乱れる

か、加山雄三ってこんな顔だったの?!途中何度も「勘違い?」と思ったけど加山さんでした。なるほどねー。この映画、退屈になりがちなモノクロ作品で(どんだけ初心者なんだ)、ぐんぐん引き込まれて疲れて帰ってきてちょっと観ようとしたのに、はまってしまいました。成瀬巳喜男です。高峰秀子さんて、すごい女優さんだなー。主人公礼子が、もうずっと知ってる人のように見えてくる。最後すごかったです。指に結んだ糸、走る高峰秀子、髪も、姿も、そして佇まい全体が・・み、乱れてる!!と、思ったら!「終」!すごいスピード感でした。しかもこの「終」の字がすごいはまり様。スピード感のある字でスゴイ余韻。口あんぐりでしたです。前半もなにも起きないわりにはスピード感あったです。すごい手腕ですね。でも「乱れる」って最後だけじゃないな。高峰さん、緩急付けながらずっと乱れてたもんな、そういえば。タイトルすごーい。★★★★

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2009年2月 6日 (金)

ハッピーエンディング

「ラブ・アクチュアリー」の「アメリカン・ビューティ」風。的なレンタル屋のPOPで借りてみました。気軽に観れてよし。なんか絶対みたことある、主人公10人のうち、女優の二人がよかったです。名前は・・わかりません。エンディングのマシュケナダが途中日本語でウケました。少々渋い(イタイ?)がみんながハッピーエンディング、なにより素晴らしい!途中のタイトルが少々やりすぎだったけど、好き。★★★

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大阪ハムレット、毎日かあさん

シネスイッチの金曜900円レディースデイで。お得ね!たいへんいいものをみました。細かい所、うまいなあ。と思ったらやっぱりというかやっぱりこれ元は漫画でした。ちょうど西原理恵子の「毎日かあさん」を読んだ所だったので、見逃してる漫画たちについて考える。どちらも家族もの。西原理恵子が「ボクらの時代」で、「猫飼ったらもっとたくさん飼いたくなる、小鳥だってそうでしょ?子供だってそれと同じ。いたら楽しいし家族は多い方が楽しい。」って言ってた。そんなことを言う人の子供は素晴らしい人間に育つのだろうなあ。大阪ハムレットもテーマが被ってて、家族、について考えさせられたのでした。うん、家族、いいね。★★★★、★★★★★

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2009年2月 2日 (月)

神の雫

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二階堂和美@シアターイワト

日産マーチの素敵なCMの素敵な音楽の人。という情報しかなかったのですが、先輩にお誘いいただいて、素敵なライブに参加させていただきました。結論から言うと、大好き!二階堂さんって、凄いですね。原田郁子さんみたいな感じかと思いきや、トランペットやベースの音なんかも口で出しちゃったりして、ヴォイス・パフォーマンサーも入ってました。それが表情まで見える場所で生で体験できたのは、うれしかったなあ。「ニカセトラ」っていう主に昭和の曲のカバーのアルバムからが多かったのですが、またその選曲も微妙な所をついていて・・・ツボでした。「世界でいちばん熱い夏」とか「少年時代」とか「真夏の果実」とかよかったなあ。ツボといえば、私が最も好きな曲の一つ、クレイジーケンバンドの「せぷてんばあ」をやったので、とてもとても、心臓が止まるほどにビックリしてしまったのでした。大好きなバンドだったけど、しばらく聴いてなくて、その二日前に久しぶりにクレイジーケンバンドの話を友人として思い出してたところだったから・・なんか運命を感じてしまいました。

それで本家の「せぷてんばあ」も久しぶりに聴く。ライブ盤も聴く。そしてそのまま他の曲も聴く。ううんヤバイ!草食系のゆるんとした音楽も好きなんだけど、なんかこの男っぽくてソウルで昭和で・・ってな音楽もやっぱり好きなんですよね。音楽だけじゃないけど・・どういうことなんでしょう、私の趣味。

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稲妻

成瀬。凄いタイトルです。

稲妻のような、妻?稲のようなって・・・?と思って今キーボード叩いたら、ああ、稲妻ってそもそもこういう漢字、だったのですね。どうして稲の妻が稲妻なのでしょう?映画は、途切れ途切れ観たからかもですが、地味で怖く、地味にいい映画でした。あんなに男にウンザリしてても、いい夢見れちゃう、いい話~。でも概ね全体はいろんな意味でボロボロになってる女の話が続いて(でもそんなに悲壮感ない。強いんですね。)「女ってソンね。」っという意味の、もっとキツイ台詞があったのですが、ああ、この時代は女はソンな時代だったんだー、と思いました。今は、なんとなく、女の方がトク、トクとまではいかなくても選択肢もいっぱいあるし、何でも欲張りに手に入れちゃうし、「女は自由」なんてFrauが言っています。でもこれってそうじゃないから、言ってるのか。あれ?女はトク!なんて思ってたのは私だけなのでしょうか。呑気過ぎでしょうか。★★★ ・・・・・・・・・・・・ 稲妻、って途中で母娘がケンカするシーンの間の稲妻のことだとのこと。ああ、あった!すっかり忘れてました。どーして・・汗。国語の読解とかも苦手だったもんなー、シュン。

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2009年2月 1日 (日)

リアリズムの宿

ぎゃーん。好き!山下敦弘さんの映画はどれもかなり好きで、そんな予感はしてはいましたが、大好きでした。つげ原作の映画と言えば「ねじ式」の印象がなんとなくあって、えらく疲れるのかと思っていままで寝かせてましたが、やーん、もっとはやく観れば良かった。ほんとこの監督のセンス、大好きです。「男子二人以上もの」に弱いのではないかと気づく。決して「イタイ人間もの」ではない。★★★★★

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アフタースクール、ジャージの二人

内田しんじ。2度目はビデオでよかったか・・。おもいきし寝てしまいました。やっぱり「運命じゃない人」の方がいいかな。でもやっぱり最後は泣ける。「おもしろくないのは、おまえのせいだよ。」キャー。

「ジャージの二人」は、もうなにも起こらなくてほんとうに退屈、という友人の言葉を受けて心して観たのですが、だからか、わりとよかったです。でもその友人とは、かなりの映画仲間でいつも映画一緒に観てるくせに微妙に趣味が合ってないことがこの間判明したので、彼女が好かんかったものは逆に指標になるのかも、なのでした。ま、でも何も聞かずに観たら・・やっぱり退屈か。★★★、★★

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