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2009年1月

2009年1月27日 (火)

方舟

これは、すごい。軽くて、重い。軽さが重い。この重さはあとを引きます。★★★★


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エグザイル/絆、薔薇の葬列

シアター・イメージフォーラム、デイ。そんなつもりはなかったけど、女子二名が良いと言ってたので時間的に会う「エグザイル/絆」を観に出かける。そしたら、大好きなジム・オルーク氏と松本俊夫監督のトークショウが、夜あるというではないか。ってことで、夜また戻りました。最近は(というかもともとそんなにじゃないけど)こういうシネフィルっぽいことはしてないので、血中文化濃度が上がって気分的に満足した一日になりました。数日前には青山真治監督の話も聞いたし、生監督ウィークです。
まず「エグザイル/絆」にたいへんたいへん満足!実は前半ちょいと寝ちゃったのですが、そんなハンデも軽く乗り越えるほどの満足感。カッコよすぎです。香港映画ってそんなにみたことないですが、香港系の渋いオッサンものは、やっぱり日本のそれよりも、ハリウッドのそれよりもだいぶ好み。何が違うんでしょう。アジアの湿気、という意味では日本も韓国も中国も同じはずなのですが、違うんだよなー。日本は単にエキゾチズムが感じられないだけかもしれませんが、韓国はちょっと個人的には湿気が過ぎるイメージ。臭いがしそうなくらい。中国は、よくわからん。舞台は、あれ、マカオだったのかな。街並もインテリアも、美しかった。そもそも香港映画もアクションものも全然知らないのですが、このジョニー・トウという監督の(巨匠なんだって)作品を他にもいっぱい観たくなりました。絵が一枚一枚、完璧なのです。本当にきれい。最初の、ボスを打って追われてるウーという男の家の外で他の4人が出くわすシーンの葉巻の灰が落ちるシーンで、もうほぼ昇天。ビックリしたー。絵のキレイさ、は多分この監督なら当たり前、なのでしょういが、個人的に大好きな「渋いオッサン」「ヤクザ」「男の友情」「男の中の少年性」「ロードムービー」というキーワードに引っかかりまくって、もうコーフン、なのでした。全然違うのに「クローズZERO」とか「青い春」を途中思い出してしまいました。違いすぎますね。★★★★★

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そして「薔薇の葬列」。これも初めて観る監督のもの。なんとなく毛嫌いしてましたが、観てよかったです。エロ・グロなイメージだったのですが、そんなでもなく、実験映画ってこういうのを言うんだー、面白い!とまたしてもコーフン。あんなアバンギャルドでユーモアたっぷりの作品を、ああいうロマンスグレーというか、品の良さそうなおじさまが撮った、というのにちょっと困惑しながら、たいへん興味深かったです。生監督、なかなかいいものです。ちょっと長くて後半ムズムズしましたが、かなり楽しめました。「ドグラ・マグラ」とかも観てみよう。多分ファッションやメイクが、ってことなのですが、ピーターがうちの母親の昔に似てて、男子学生もヒゲもじゃの感じが父親の昔の写真に似てたので、ああ、母親はこういう時代に青春だったのねー、とちょっと考えてしまいました。マリファナとかもやってたのかな?
おめあてだったジム・オルーク氏は、日本語がほぼしゃべれててビックリ。それでも言語の壁はあって、なかなか沢山は喋れなかったみたいだけど、監督への思いはひしひしと伝わってきて、やっぱり素敵な人だなあ、と思ったのでした。ブルーのシャツと茶のコーデュロイのジャケットがめちゃくちゃカッコよかった。満足なり。★★★★
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2009年1月25日 (日)

マスク

と言ってもジム・キャリーのではなくて、クロード・シャブロル監督のマスク、古いフランス映画です。テレビショウのセットがピンクで可愛かった。上映後の青山真治さんと大寺真輔さんのトークショウの、「小物は(せっぱつまったときに何するか判らないので)怖い」と言う言葉が何故か残る。もっといいこといっぱい言ってたのにな。あ、私たちが大学生でこういう古いフランス映画のリバイバル上映を観に行ってた時代(98年ころ)のことを、お二人とも映画を全然観てなかった時代、映画的にはかなり沈んでいた時代、なんて言われてトホホなのでした。★★

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2009年1月21日 (水)

引用の引用の引用

ある方のブログからです。その方の中島義道の『戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫)』を読んでのメモ。つーか引用。許してください。これ、個人的な備忘録なので。
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一旦始めたことは、多少の不安が残ってもつき進むこと。けっして引き返してはならないこと。先の教訓をもとに、私はあえてこうした非理性的な鉄則を自分に課することにしたのである。なぜなら、心の健康のためには、たとえ誤っていても進んでいるという感じが大事なのであり、実利的に見てもデカルトの言うように森の中で迷子になったら、あちこち歩きまわらずに一つの方向を見据えてつき進むのがよいからである。
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むーん、わかってるねえ、デカルトは!さすがだよ!

みんなも森の中で迷子になったら、あちこち歩きまわるのはやめよう!

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ハイ!!!!

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女のひみつ・月間

あたりまえですが・・映画のブログにしてると、映画みてないとエントリできない。まさか追いつくとは思ってなかった。代わりに本の話を書くと・・有吉佐和子の「悪女について」を読み返し。林真理子の「みんなの秘密」。岩井志麻子の「ぼっけえ志麻子の男転がし」。内館牧子の「義務と演技」。なんか女のひみつ月間となっております。成瀬もトリュフォーもまあそういうことなのかも?でも上記の女流作家さんたちは本当にすごいです。これに安野モヨコと角田光代が入れば・・女はやっぱり女が知ってるかな。あ、成瀬は男だ。他に女を知ってる男って誰なんでしょうか?

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2009年1月19日 (月)

幸せのレシピ

おーーーい!

ラースとPARISを一緒に観た友達が、弱くてダメダメな男子を二本観た後に、強気なハリウッド男で口直ししたくなった、と言っていたので、恋愛映画強化月間として、私も後追ってみた。が!だめー。観てるうちは、観終わったあとは、「ああ、これが正しい恋愛映画ね。ご無沙汰。成る程。」なんて感心してたんだけど、よくよく考えたら、やっぱりなんかソンしてる。2時間とその2時間で揺り動かせたキモチを。やっぱりタイトルで大体気づくべきだったかな・・最近思うのですが、タイトルのセンスがいいものは、やっぱりセンスがいいです。逆もしかり。「PS.アイラブユー」とかさ・・観る前から判るだろうっつーに、私。ま、キャサリン・ゼダ・ジョーンズがあまりにキレイで、惚れ惚れしてるうちに、まさかというままで終わったので別によかったのですが。しかし、ラースやPARISの弟くん、と、この料理人の男、両極ですが、んー二択なら、いっそどっちなんですかね。前者を友人は「牧師系」と呼びました。幸せになれそうって意味ではどちらも幸せになれそうです。うーんポジティブ~。★

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2009年1月18日 (日)

女の中にいる他人

成瀬巳喜男ですー。

「女が階段を上がるとき」の次の二本目がこれって、なんだか偏ってるような気もする?女、がテーマなんだよね、成瀬って。でもこれって男の狡さ、がテーマだったような。ダンナ、ズルイなー。「正直って、残酷。そしてラクチン。」って岩井志麻子先生が書いてたなー。でも「女の中にいる他人」っていまいち意味がわからなかった。あの素敵ヨメの中にいる、「他人」って誰、他人って。まぎれもなく夫を引き受ける妻でしょう??あいかわらずおつむが弱くて・・。女として経験を積めば、いつかわかるときがくるのかしら。★★★

他の方の批評を読んだら、マゾヒスト夫の「不安を抱くことで得られる快楽」を妻が引き取った、って書いてあった。むむ、成る程。

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グミ・チョコレート・パイン

ずーっと観ようと思っててやっと観たものです。年末に「あれから」という芝居を観て、かなりお気に召した、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作品。奇をてらったこの名前が、どーも、苦手系か・・とずっと避けてきたんだけど、食わず嫌いはよくないですねーのその1。お芝居も、構図も、テンポも、コメディとシリアスのバランスも、キャスティングも、美術も、かなりツボだったので、これはお気に入り発掘!とこの出会いにわくわくした年末だったのでした。

で、「グミ・チョコレート・パイン」。これもケラ氏だったのですねー。いろいろギュンとくるるところがありましたが、一番覚えているのは「なにもしてないのにスランプっておかしくない?」といほぼ話とは関係のない小さなセリフ。でもそういう小さなセリフやシーンがこの映画を素晴らしくしていると思いました。高校生役の役者さんたちがよかったです。今日本映画が盛り上がっているようですが、いやホント、これからも楽しみです。★★★★★

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恋する惑星

年末に2008年ベストムービーの話をしていて、なぜかウォン・カーワァイの話になって、あー、若い頃観てかなりグッときたのに、またしても内容をぜんぜん覚えてないーとガッカリしたので再観です。

ホントは欲望の翼が観たかったのだけど(内容覚えてないくせに、ウォン・カーワァイマイベスト)なかったのでこれで。やー、お酒飲みながら観たせいかもだけど、手ブレまくりのカメラワークのせいかもだけど、ギュワンギュワンきてしまいました。「一万年愛す」ってのはさすがにどーかと思うけど、フェイ・ウォン(そーいえばフェイ・ウォン大好きだった!)が「思いは、伝わらないのね。」と独りごつところで、ヴォルテージはマックスに!部屋でひとりひっくり返ってしまいました(笑)。カリフォルニア・ドリームもよかった。たまには恋愛映画みないとダメだなと思いましたー。★★★


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PARIS、ラースとその彼女(、と神泉ホルモン)

わーーー

いっぱい書いたのに全部消えてしまったー
慣れないとこわいわあ。
落ちたのでこのエントリの再現はは・・またいつか。★★★、★★★

同じカフェでアメトークの話同時多発‥有吉すごい。

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デトロイト・メタル・シティ

2009年一番最初に映画館に観に行った、記念すべき(?)作品。なんでこれなのか、ちょっと微妙です。目黒シネマは、相性が合うのか合わないのか・・いつも、「かたっぽだけ」観た2本で二本立ってて、いつも1本しか観ません。勿体ないわー。もう、ロードショウで観たいの観なくていいのかも?

誰よりも早く松ケンファンになった私なのに(ウソ。デスノートからです・笑)、これ観てませんでした。なんかー佳作なのはー判ってたしィ。こっちは忙しい身なんだよォ、的な感じで。でも結局近所でやっているとなると観に行ってしまうのでした。

フリッパーズギターや、カヒミカリイなどなど、まさに私の渋谷系な青春の記憶に深い音楽がてんこ盛りだったりで、前半キュンとゆうかギュワっていうか心がワシャワシャさせられましたが、ちょっとそれだけだったかも。松雪泰子はなんかポジションつかんだなー。夏木マリみたいになっていくのか。これ、ハリウッドリメイクの話があるんだっけ?面白いのか?★★

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2009年1月17日 (土)

恋愛日記

観た映画の感想をブログにしている方々と一気に出会ったので、触発されて、はじめます。「あの映画、一緒に観たじゃん?」とか言われて、観たことすら覚えてないことがあったり、もうあまりに自分の記憶が信じられないのでメモしておくのもよいことでしょう。最近、いろいろメモ魔です。キリがいいので、2009年に入ってから観た映画を記録してゆきます。


大好きなトリュフォーの中で「いちばん好き!」としていた映画。覚えてないので再観。

こんな話だったかー。やっぱりトホホな人間の話が好きなんだなー。でもやっぱり「女の脚は、美しく地球を測るコンパスである。」このセリフだな。やっぱ好き。★★★★


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